中国の新型核ミサイル「グアム・キラー」とは?その威力と狙い

グアム・キラー
グアム・キラー 出所:Andy Wong-REUTERS

中国が開発する新型核ミサイル「グアム・キラー」について分かりやすく説明します。

グアム・キラーとは

2018年5月5日、中国が、中国閲兵式で後に「グアム・キラー」と呼ばれる新型ミサイルを発表しました。

中国の、米日には圧迫されないと言う意思が伺えます。

グアム・キラーとは、その名の通り、グアムまで届くミサイルを意味しており、射程距離は4,000kmに及びます。

グアム島は、中国や北朝鮮をにらんでいる、米国の一大拠点であり、アンダーセン空軍基地やアプラ海軍基地があります。兵士の数は約7,000人と大きな基地であることが分かります。

中国と米国は、台湾や南シナ海について、問題を抱えています。そういった問題に対して一歩も譲らないと誇示しているミサイルでしょう。

また、中国に貿易戦争を仕掛け、台湾への接近を強めるトランプ米政権を、けん制する狙いもあるようです。


グアム・キラーの威力

核弾頭と通常弾頭を兼ね備え、陸上の重要な目標と海上の大中型艦船に対して中長距離から精密な打撃を加えられる。

中央テレビは新型ミサイルについて、このように解説しました。

さらに、核弾頭、核ミサイルによる対艦攻撃能力もあると2015年9月には発表しています。

グアム・キラーは、飛行高度が低いため、艦船も防御しにくいと言われています。

また、これまでの中国ロケット軍隊は、核と非核任務の担当を分けており、両方を司る部隊はありませんでした。しかし、グアムキラーは「モジュール弾頭」を採用しており、核弾頭、非核弾頭を必要に応じて、付け替えることが可能です。

つまり、ひとつの部隊で核/非核両弾頭を扱えると指摘されています。核ミサイルの、核⇄非核の切り替えがこれまでより迅速に行えるようになるかもしれないということです。

一方、グアム・キラーの弱点として、発射機数の少なさが挙げられます。

そして、半数必中界(CEP:円内に着弾する確率が50%)は150~450メートルほどとみられます。

周りの評価としては、中国の現時点でのC4ISR能力がこれでは、グアムに対して正確無比な攻撃は出来ないとされています。

しかし、2016年5月の米中経済安全保障調査委員会の報告書にて、「グアム・キラー」への警戒文言が記載されているように、グアム・キラーは警戒すべきミサイルであることに変わりありません。

グアム・キラーは日本にとっても脅威なのか?

先ほども伝えた通り、グアム・キラーには強い警戒が必要でしょう。

勿論な話ですが、グアム・キラーはグアムしか攻撃できないわけではありません。当然、日本もグアム・キラーの射程圏内に入っています。

では、我々は結局どうすれば良いのか?

中国が核ミサイルを保有しているのに変わりはありません。

中国が発表した「グアム・キラー」にも核ミサイルが対応しています。

結局のところ、中国に対して、グアム・キラーに対して、核ミサイルに対して、警戒は必要です。

核ミサイルが落ちた場合、爆心地から16km園内にいれば、一瞬にして火傷を負うことが考えられます。

爆心地から80km以内なら、核ミサイルの閃光によって失明する可能性もあります。

一例ですが、核ミサイルによる被害や恐ろしさは、挙げればキリがありません。

そんな核ミサイルから身を守る方法があります。

例えば、核ミサイルが落ちる前から地下にいる、もしくは、すぐに地下に避難する事です。

そういった避難場所が、移動時間5分以内に無いのであれば、1時間ほど屋内から動かず、その後地下へ移動する事です。

中国がもし、グアム・キラーを用いて、核ミサイルを投下した場合、この様に身を守りましょう。

あるいは、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、「核シェルター」という物が存在します。

その名の通り、核ミサイルから身を守るものです。

核シェルターについての詳細も、今回は割愛しますが、核ミサイル以外の災害にも使える優れものです。

一度、調べてみると良いかもしれませんね。

——

中国が保有するグアム・キラーは、核ミサイルを放つ事が出来るというのは、やはり忘れてはなりません。

今の内から、出来る限りの対策を取っておきましょう。